1話:剣姫と妖精【ダンまち外伝】TVシーズン1

スポンサーリンク
TVシーズン1【ダンまち外伝】
この記事は約20分で読めます。

このページでは、アニメ「ソードオラトリア:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝」 のTVシリーズシーズン1の1話の感想と、あらすじをお届けします。

Aパート、1話:剣姫と妖精

ダンジョンの深層ではロキファミリア一行がモンスターと戦闘を繰り広げていた。

レフィーヤ、リヴェリアその他魔導士たちは、魔法の詠唱に集中していた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

その詠唱時間を稼ぐために前衛がモンスターの攻撃を防いでいる。

しかし、一部のモンスターが前衛を弾き飛ばして魔導士たちに迫っていった。

詠唱中にモンスターが迫ってきたところが目に入ったレフィーヤは、恐怖で押しつぶされそうになってしまう。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

モンスターがレフィーヤに襲い掛かろうとしたその時、 一筋の稲妻のような剣技が走ったかと思えば、モンスターは真っ二つに切り裂かれて消滅した。

レフィーヤは驚いて前を見ると、憧れの存在であるアイズの姿がそこにあった。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

アイズの凛々しい姿を見たレフィーヤは、感激のあまり涙を滲ませた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

その後は、ロキファミリアの主力であるティオナ、ティオネ、ベート、アイズ らによって残りのモンスターは一掃されていった。


ダンジョン50階層では、戦いをひと段落させたロキファミリア一行が、ひと時の休息を取っていた。

レフィーヤは落ち込んでいた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

先ほどの戦いでは、全くといっていいほど活躍できなかったからだ。

それよりも、憧れのアイズの前で情けない姿を見せてしまった事の方が、よりショックを大きくしていた。

レフィーヤは、師匠であるリヴェリアより力を認められるほど、魔導士としての適性は間違いないとされている。

ファミリアの仲間たちからは「魔力バカ」と呼ばれるほどの魔力の持ち主なのだ。

しかし、いざ戦闘になると恐怖心に打ち勝つことができずに力を発揮できないでいた。

そんな悲しみの中のレフィーヤを元気付けようと、アマゾネス姉妹のティオネとティオナが励ました。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

それでもレフィーヤからは弱気な言葉しか出てこない。

そこへ、アイズがやってきた。

するとレフィーヤは一転、急に元気になってアイズの元に駆け寄り、

先ほど助けてもらったことについて感謝した。

加えて、うつむきながら自分の戦いの不甲斐なさを申し訳なさそうに話した。

間もなくレフィーヤの頭に、暖かい感触がしてレフィーヤはビックリして前を見た。

なんと!アイズがレフィーヤの頭を撫でているのだ。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

ティオナが腕をアイズの首に絡ませながら、冗談でレフィーヤを泣かせたらダメだよと言った。

アイズにはレフィーヤを泣かせるつもりはなかった。

しかしレフィーヤを見ると、たしかに大粒の涙をうかべて泣いている。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

泣いている当の本人レフィーヤは、泣いてはいるが悲しいわけでは無かった。

憧れのアイズから頭を「いいこ、いいこ」されて嬉しさのあまり、感激して涙が溢れてしまっていたのだ。

涙を流して嬉しがるレフィーヤに、ティオナがからかって言った。

アイズのことが好きだよね~。と言われてもレフィーヤは素直に肯定したのだ。

しかし、アイズへの憧れの気持ちを語ると、自分への不甲斐なさを吐露した。

自分のような未熟者がどうして遠征メンバーに選ばれたのか疑問だと口にした。

それを聞いたティオネが、そのレフィーヤの発言に反応した。

ティオネとしては、愛する団長のフィンが選んだメンバーに、問題があるわけないと思っているのだ。

うっかりティオネに対してNGワードをこぼしてしまったレフィーヤは、ティオネの怒りの表情に震え上がった。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

レフィーヤは慌てて誤魔化すと、アイズとティオナの後ろに隠れた。

そこへ団長のフィンや、幹部のリヴェリアとガレスがやってきたのだ。

それを見たティオネは、一気に怒りからしおらしい表情に変わっていた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

フィンから何か問題でもあったのかと尋ねられた。

すると、ティオネは恥ずかしそうにもじもじしながら、何も問題はありません。 と返答した。

しかし、そこへティオナがツッコミを入れる。

問題ありまーす。

ティオネがレフィーヤをいじめていましたー。

とティオナが言い終わる前に、ティオネがティオナに飛びかかって押さえ込んだ。

ティオネはティオナを押さえつけながら問題ないことを強調した。

おまけにティオネは豊満なバストにティオナの顔を押し付けて、話ができないようにしてなんとか誤魔化した。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

ティオネは冗談は胸だけにして欲しいとティオナに向かって言った。

すると、洗濯板の持ち主のティオナは一気にヒートアップ!

姉妹のにらみ合いとなった。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

そんな呆れてしまう状況を見て、ガレスがため息をつきながら 騒々しいからその辺にしておけと言った。

フィンが続けて言った。

遠征はこれからが本番だから、頼りにしていることをティオネに伝えた。

すると、ティオネは嬉しそうに返事をした。

一旦場が収まると、フィンはアイズに用事があると言って連れ出した。

リヴェリアはレフィーヤに話があると伝えてその場を後にした。


リヴェリアとレフィーヤは、キャンプの外れ付近で先の戦闘について話した。

深層での戦いに苦戦するレフィーヤは、手強いモンスターが目の前に来ると、頭が真っ白になってしまうと正直に言った。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

リヴェリアはレフィーヤに語りかけた。

今のレフィーヤは、まだ未熟だが可能性がある。

稀有な魔力特価のアビリティとスキルの補助で、火力だけならレベル3の域を遥かに越えている。

だから遠征にも連れてきている。

うつむいて返事をするレフィーヤを見て、リヴェリアは続けた。

アイズと一緒に戦いたいのだろう?

その一言を聞いたレフィーヤは、顔を上げて目が覚めたような表情になった。

レフィーヤは憧れのアイズと一緒に戦いたいと言った。

それを聞いたリヴェリアは、レフィーヤに今後の課題について話をする。

しかし、その話を遮るように少し離れたところから声が聞こえた。

ベートが、それは無理だ。とレフィーヤに言った。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

木の上から2人を見下ろしながらベートは続けた。

モンスターにびびって足を引っ張られるのは御免だ。

戦えないのならとっとと消えろ。

それを聞いたリヴェリアは、ベートに言葉が過ぎると強い口調で注意する。

しかし、ベートはお構いなしだ。

そのリヴェリアの注意を聞き入れず、さらにベートは続けた。

憧れとか言っているうちは、雑魚は一生雑魚のままだ。

ベートはそう言い放つと、リヴェリアたちの反応を待たずにその場を後にした。

リヴェリアはいつもあのような話しかできないベートは気にするなと言った。

加えて、レフィーヤもアイズも世話が焼けるとこぼした。

レフィーヤはアイズの名前が出たことが意外な反応を示した。

リヴェリアは呟くように言った。

アイズは、レフィーヤとは違うものを抱えているのだ。


アイズは水浴びをしながら、先ほど天幕内で話したことを思い返していた。

フィンはアイズに優しく語りかけた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

先の戦いでは前線の維持をする役目だったはずなのに、何故1人でモンスターの群れに突っ込んでしまったのか。

たしかにアイズは強い。

しかし、ファミリアは1人で戦っているわけではない。

時には仲間に危険が及ぶこともある。

アイズの行動は周りに影響がある分、考えて行動をして欲しい。

それを聞いたアイズは素直に謝った。

アイズはフィンとのやり取りを思い返すと、水浴びしながら考え事をしていた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会



キャンプから少し離れた50階層から51階層への降り口付近では見張り役として、ラウル・ノールド、リーネ・アルシェ、クルス・バッセルの3人がいた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

リーネは言った。

ここから先は団長他、第一級冒険者のみしか攻略出来ないから、精一杯の サポートをしましょう。

3人がのんびりと雑談していると、下階層よりモンスターの咆哮と共に、大きな振動音が近づいて来た。

気が付くと、大型モンスターがすごい勢いで迫って来ていた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

しかし、何か様子がおかしい。

迫って来たモンスターは、襲ってきたというより逃げているように見える。

その後からやってきた別のモンスターは、先ほどの大型モンスターを口に咥えて食べているようだ。

何故かモンスターが共食いしている姿が目の前にあった。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

凶悪なモンスターの群れを見たラウルは、思わず絶叫していた。

そのラウルの徒ならぬ声を聞いたロキファミリアの面々は、すぐに現場に向かった。


一行が現場に到着すると、腕に激しいダメージを受けたラウルが苦しそうに倒れていた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

その奥には巨大な芋虫のような巨蟲(ヴィルガ)が、目から強力な腐食液をまき散らしていた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

ティオナは勢いよく飛びあがると、自慢の大剣を巨蟲(ヴィルガ)に突き立てた。

すると、モンスターの傷口から腐食液が噴き出してきた。

ティオナは慌てて大剣を引き抜くと間合いを取った。


一筋縄ではいかない難敵にロキファミリアのキャンプは混乱に陥っていた。

モンスターからの腐食液が降り注いだテントが次々と破壊されていった。


主力組はモンスターと対峙していた。

構えている大剣が突然蒸発しながら溶けていることに気付いたティオナは、ぎょっとしてすぐに大剣を放り投げた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

すると、すぐに大剣はすべて蒸発して消えて無くなってしまったのだ。

ティオナはお気に入りの大剣ウルガが無くなったことにショックを受ける。

しかし、その余韻に浸る時間は無かった。

巨蟲(ヴィルガ)がすぐに襲い掛かってくるのを咄嗟にジャンプで避けた。

走り込んできたベートは、渾身の力を込めて先頭の巨蟲(ヴィルガ)に蹴りを入れた。

すると、モンスターの群れはドミノ倒しのように次々と倒れて、一旦下階層付近まで転げ落ちていった。

その直後、ベートは振り返って一行に向けて言い放った。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

すぐに次が来るぞ! そこへ、フィンやガレス、リヴェリアたちが駆け付けた。

フィンは、巨蟲(ヴィルガ)の特性を考慮して魔法で撃退する判断をした。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

そしてフィンは、ティオネとティオナに魔法の詠唱をする時間を稼ぐよう指示をした。

レフィーヤは、勢いよく巨蟲(ヴィルガ)の群れに向かっていくティオネとティオナを 不安そうに見つめていた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

Bパート、1話:剣姫と妖精

ティオネ、ティオナの姉妹は巨蟲(ヴィルガ)の群れを引き付けて走っていた。

やがて2人が向かい合って近づいていき、ぶつかるタイミングで素早くその場から退避した。

後ろから追ってきた巨蟲(ヴィルガ)の群れ同士が衝突して大きな衝撃が走った。

その他の巨蟲(ヴィルガ)はキャンプで猛威を振るっていた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

主力組以外の冒険者たちはただ逃げるしかなかった。

巨蟲(ヴィルガ)の群れから少し離れた場所では、ラウルがレフィーヤより応急処置を受けていた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

ラウルは苦しそうだが致命傷には至っていないようだ。

そのすぐ近くにいるフィンとリヴェリアが打ち合わせをしていた。

レフィーヤの様子を見ながらリヴェリアがフィンに願い出た。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

責任を持つから、これらのモンスターの撃退はレフィーヤに任せたい。

フィンは言った。

それがレフィーヤの成長に繋がるのであればそれもいい。

それを聞いたリヴェリアは、フィンに礼を言ってレフィーヤへ向かう。

リヴェリアはレフィーヤに言った。 詠唱を始めろ。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

あのモンスターはお前が倒すんだ。

それを聞いたレフィーヤは驚きと不安に包まれた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

しかし、すぐに気持ちを切り替えて決意に満ちた表情に変わった。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

何故リヴェリアからそう言われたのか、レフィーヤはその意図を感じ取っていた。

自分の弱い気持ちに打ち勝つ機会が巡ってきたのだ。

レフィーヤは頷くと、すぐに詠唱を始めた。

すると、間もなくレフィーヤ足元に魔法陣が現れ魔力が増大していく。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会



その頃、巨蟲(ヴィルガ)の注意を引き付けていたティオナやティオネは、群れに囲まれて苦戦していた。

ティオナは巨蟲(ヴィルガ)に囲まれて苦笑い。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

ティオネは腐食液をジャンプで間一髪避けた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

近くで巨蟲(ヴィルガ)と対峙しているベートも、あまりに巨蟲(ヴィルガ)の数が多いことに愚痴をこぼした。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会



レフィーヤは詠唱を続けていた。

しかし、巨蟲(ヴィルガ)が迫ってくると弱い気持ちが勝ってスムーズに詠唱が出来ない。

その時、巨蟲(ヴィルガ)がレフィーヤに向けて腐食液を放出した。

レフィーヤは恐怖に震えて動けない。

主力組の面々は、危機に陥ったレフィーヤを見て思わず声が上がる。

レフィーヤは覚悟を決めて目を閉じていた。

しかし、ダメージを受けていないことを知ると目を開いた。

そこにはガレスが大盾で腐食液を防いでいる光景が映った。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

ガレスは余裕のある口調で、安心せい。とレフィーヤに声をかけた。

腐食液を防いだガレスは、勢いよく巨蟲(ヴィルガ)にタックルを仕掛けた。

ガレスの凄まじい力によって巨蟲(ヴィルガ)は吹っ飛ばされていった。

その光景を呆然と見ていたレフィーヤに、すぐに詠唱を再開 するようリヴェリアから激が飛んだ。

我に返ったレフィーヤは慌てて詠唱を再開した。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

しかし、レフィーヤの詠唱を弱い心が邪魔していた。

レフィーヤの詠唱の時間を稼ぐために仲間たちが必死に戦っている。

その状況が目に入って来て、レフィーヤは恐怖に襲われていた。

レフィーヤは必死に自分がやらないといけない。

と自分に何度も言い聞かせながら詠唱を続ける。

ティオネは巨蟲(ヴィルガ)からの攻撃をなんとか避けて来た。

しかし、複数の巨蟲(ヴィルガ)から伸びた舌で、体の各所を縛られて動けなくなった。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

ティオネが身動きが取れなくなった状況を見て、レフィーヤの恐怖は大きくなった。

涙を流しながら詠唱を続けようとするが、思い通りに声が出ない。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

やらなければいけないという想いより、恐怖心が勝ってしまった。

その影響でレフィーヤの足元にあった魔法陣も消滅してしまった。

リヴェリアとフィンは、恐怖に打ち勝てなかったレフィーヤを見つめていた。

レフィーヤは自分の不甲斐なさに涙を流した。

その時、レフィーヤの目の前に颯爽とアイズが現れた。

フィンは、すかさずアイズに魔法を使えと指示を出した。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

アイズは静かにテンペスト(目覚めよ)と唱え、唯一の魔法エアリアルを発動させた。

すると、アイズは風のエンチャントによって風を纏った。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

その直後、アイズは勢いよく巨蟲(ヴィルガ)の群れに向かって飛び出した。

大きくジャンプして巨蟲(ヴィルガ)に向かうアイズに、モンスターたちからの腐食液が襲い掛かった。

しかし、風を纏ったアイズに腐食液は効かなかった。

アイズは腐食液を物ともせず弾きながら巨蟲(ヴィルガ)に迫った。

アイズが着地すると、同時に巨蟲(ヴィルガ)は一刀両断されて消滅した。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

アイズの魔法、エアリアルによって腐食液への突破口となったのだ。

その後もアイズは次々と巨蟲(ヴィルガ)を倒していった。

それを見たティオネ、ティオナ、ベートにも闘志に火が点いた。

ティオナは巨大な岩柱を蹴り割ると、岩の塊を巨蟲(ヴィルガ)の群れにお見舞いした。

ベートはアイズに魔法を要求した。

アイズが唱えると、ベートの特殊武器であるミスリルブーツ(フロスヴィルト) に風魔法が吸収された。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

風を纏ったベートは、勢いよく巨蟲(ヴィルガ)に蹴りを食らわせた。

風魔法エアリアルを吸収したベートの一撃は強力だった。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

巨蟲(ヴィルガ)に風穴を開けたと思えば一瞬で消滅させた。

一方、巨蟲(ヴィルガ)たちの舌で身動きが取れなくなっていたティオネは、暴走のスイッチが入ってしまった。

めんどくせぇ・・・

ポツリと呟いたと思うと、ティオネの目つきが変わった。

狂戦士と化したティオネは、危険な腐食液を気にすることなく、自分を縛っていた舌を握りつぶした。

そして、鬼のような形相で巨蟲(ヴィルガ)に襲い掛かる。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

ティオネは手刀を巨蟲(ヴィルガ)に突き刺して、体内から極彩色の魔石を直接取り出してモンスターを消滅させた。

ダメージを顧みない無謀な戦い方を見たティオナは苦笑いした。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

レフィーヤは、仲間たちが奮闘する姿をただ見ていることしかできなかった。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

リヴェリアはそっとレフィーヤに寄り添い、静かに語りかけた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

魔導士の使命は強力な魔法を紡ぎ、戦局を決定づけることにある。

呪文を詠唱すること、それは即ち共に戦い守ってくれる仲間を信じることだ。

レフィーヤはリヴェリアの言葉を受け止めて、仲間たちを想った。

リヴェリアはレフィーヤに語り終えると、自ら詠唱を始めた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

間もなく大きな魔法陣が現れて膨大な魔力が生み出されていく。

リヴェリアの詠唱が間もなく終わることをフィンは察知した。

フィンは、すぐさま団員たちにすぐ戻るよう指示を出した。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

それを聞いたアイズやティオネ、ティオナたちは急いで戻った。

やがてリヴェリアが詠唱の最後の言葉を紡いだ。

我が名はアールヴ。レア・ラーヴァテイン!

リヴェリアは、目の前に数えきれないほど群がっている巨蟲(ヴィルガ)たちに向かって広域殲滅魔法を繰り出した。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

すると、無数の強大な火柱が噴き出して辺り一面は火の海となった。

巨蟲(ヴィルガ)の群れはは為す術もなく焼かれ、消滅していった。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会



戦闘の後、ロキファミリア団員たちは後始末で大忙しだ。

ティオネは戦いで全身焼けただれてしまっていたが、アナキティ・オータムから 応急処置してもらい火傷の後は残らずに済みそうだ。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

その傍では今後の方針がフィンから団員たちに知らされた。

今回はかなりの被害が出ているため撤退することになったのだ。

ティオナはかなり残念そうだ。

ガレスは損害の大きさから致し方ないと呟いた。

フィンは昔からの勘で、指がうずくときはろくなことがないと感じている。

今回はその指がうずいており、これ以上先に進むのは危険だと判断していた。

残念がるティオナにガレスは言った。 なぁに、また次もある。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

それを聞いたティオナは、しょうがないかぁ。と言って諦めた。

アイズは黙って自分が握る剣を見つめていた。


地上。ギルド地下の祭壇。

ウラノスの所へ、フェルズが訪ねてきていた。

ウラノスはフェルズが来たことに気が付くと言った。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

動き出したようだ・・・

フェルズは返答した。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

いよいよ、か・・・


ロキファミリア一行は50階層から17階層まで戻って来ていた。

ティオナは撤退がよほど悔しかったのか、まだぼやいている。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

ティオネがいつまでも愚痴るのはやめるように注意する。

又、強力な腐食液を出す芋虫のようなモンスターは、今まで見たことがなかったため新種なんだろうと2人は話した。

レフィーヤは歩みを進めながら1人で考えていた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

先の戦闘中でリヴェリアから教わった「仲間を信じる」ことについて・・・ そんなレフィーヤに声がかかった。

レフィーヤが気付いて前を見ると、声をかけてくれたのはアイズであった。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

アイズはレフィーヤの顔色が良くないと思い、心配して声をかけたのだ。

荷物を持とうか、とアイズから聞かれレフィーヤはとても嬉しかった。

しかし、丁重に断った。

レフィーヤは、アイズの横顔を眺めながら、リヴェリアから聞いた言葉を思い出していた。

アイズはレフィーヤとは違うものを抱えているということだ・・・

レフィーヤはアイズが何を抱えているのか皆目見当が付かなかった。

その時、ダンジョン内の壁から突然モンスターが現れた。

なんと、大量のミノタウロスが出現したのだ。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

ラウルはモンスターパーティーを見て焦った表情を見せる。

しかし、フィンやティオネ、ティオナたちはいたって平常心だ。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

実力差(レベル差)がありすぎるため当然といえば当然である。

一応ティオネがフィンに対応方法について質問した。

フィンは、早く済ませてしまおう。と部屋の掃除をするかのような返答をした。

それを聞いていたティオナは、ニッコリしてミノタウロスの前に向かった。

そして、ミノタウロスの前で止まると余裕の笑顔を見せた。

次の瞬間、ティオナは素早くミノタウロスの顔面にハイキックをお見舞いしたのだ。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

そのキックの威力は凄まじく、ミノタウロスの顔は歪んで首がもげそうになるくらい曲がったと思うと、そのまま消滅してしまった。

それを見た、ミノタウロスたちは恐怖を感じて後ずさる・・・

間髪入れずに今度は飛びあがったティオネが、 ミノタウロスの上から肩車のように乗っかった。

次の瞬間、ティオネは両手でミノタウロスの角を掴んで一気に捻ると、ミノタウロスの鮮血が噴き出した。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

これでミノタウロスたちの恐怖は確信に変わった。

明らかに勝てる相手ではないことを悟ったミノタウロスたちは、 全速力で逃げ出したのだ。

しかも、逃げた先は上階方面である。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

上層階にいるレベル1の冒険者たちにも被害が及ぶ可能性があるため、フィンはすぐさま追いかけ1匹も逃がさず仕留めるよう指示を出した。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会



ベートとアイズは上層階を走っていた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

これまで相当数のミノタウロスを倒したが、あと1匹残っている。

2人が走った先は分かれ道になっていた。

ベートが右に向かうと、アイズは左に向けて駆け出した。

アイズは走りながら思った。

冒険者が少ないことから被害も最小限で済むのではないか・・・

その時 ミノタウロスの咆哮が響き渡った。

それに合わせて冒険者の悲鳴も聞こえてくる。

どうやらミノタウロスに襲われている冒険者がいるようだ。

アイズは被害が出ないよう、声が聞こえた方へ急いだ。

いかにも駆け出しに見える冒険者ベル・クラネルは必死に逃げていた。

生き残るために、なりふり構わず躓いて転がりながらも逃げ続けた。

しかし、逃げた方向は運悪く行き止まりになっていた。

追い詰められたベル・クラネルにミノタウロスが迫った。

ミノタウロスが大きな咆哮を上げて攻撃しようとしたその瞬間・・・

間一髪でアイズが間に合って、ミノタウロスの足を斬り付けた。

片足を切り落とされたミノタウロスは後ろを向くと、アイズに襲い掛かった。

しかし、アイズにとってミノタウロスは敵ではなかった。

アイズは素早い剣技でミノタウロスを切り刻み、ミノタウロスは絶命した。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

ミノタウロスの返り血を浴びて真っ赤になったベル・クラネルは震えていた。

アイズは優しく語りかけた。 大丈夫ですか?

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

ベル・クラネルは放心状態で何も言葉が出てこない。

アイズはベル・クラネルに近づくと、手を差し伸べて言った。

立てますか?

ベル・クラネルは何か言おうとしたが言葉にならない。

真っ赤になったベル・クラネルは、アイズの手を握ることなく、慌ててその場から 逃げるようにしていなくなってしまった。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会

アイズはベル・クラネルが予想外の反応だったので、しばらく動けすにいた。

しかし、後から追いついて来たベートの笑い声で我に返った。

ベートはアイズがベル・クラネルから逃げられたことについて大声で笑った。

それを聞いたアイズは、ご機嫌斜めになって頬を膨らませた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会


2話へ続く

2話:試着と購入【ダンまち外伝】TVシーズン1
このページでは、アニメ「ソードオラトリア:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝」 のTVシリーズシー...

コメント

タイトルとURLをコピーしました