このページでは、アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」のTVシリーズシーズン2の9話の感想と、あらすじをお届けします。
あらすじ:9話:戦闘娼婦(バーベラ)
Aパート
一時撤退したベルと命。
ベルは覚悟の無さを、アイシャに見透かされていたと気付き、自己嫌悪する。
ヘスティアたちはベルと命を救出するために歓楽街までやって来た。
しかし入口の見張りに足止めされ、中に入れずにいた。
命が辺りの偵察に行って1人になったベル。
ベルは春姫のことを思い出し、悔しさを爆発させる。
それでも理想の英雄像に近づきたいと願うベルの右手は、 アルゴノゥトを発動して光を発した。
偵察から帰った命に、決心したベルは言った。
後でどうなっても構わないから、春姫を救い出そう。
ベルと命は、たった2人でイシュタルファミリアへと挑むことになった。
もう人数は問題ではなかった。
覚悟の決まったベルは、1人でイシュタルファミリアに堂々と侵入する。
そして多くの敵を引き付けた。
混乱に陥った隙をみた命が、敵から春姫が空中庭園に向かっていることを聞き出す。
騒ぎを受けたフリュネやアイシャたちはベルの確保へ動く。
やがてベルは、大勢の敵に囲まれて追い詰められる。
そこへイシュタルが現れる。
イシュタルはフリュネたち眷族を下がらせ、空中庭園に向かえと指示する。
ベルは、なぜ春姫が犠牲にならなければいけないのか問うた。
イシュタルはレベルブーストを利用して、フレイヤファミリアを潰すためと答える。
そしてイシュタルは、ゆっくりとベルに近づいた。
Bパート(13:54から)
バベルの高みでくつろぐフレイヤはオッタルからの報告を聞く。
そしてフレイヤは、自ら出ると決断する。
月夜の中、フレイヤファミリアの猛者たちが動き出した。
その頃、イシュタルは狼狽えていた。
今まで一目で魅了し続けてきたのに、ベルには神の魅了が通じないからだ。
ベルの背中にステイタスシーフを使い確認する。
すると憧憬一途(リアリスフレーゼ)が、通じない原因であることに気付いたイシュタル。
その時、スキをついてベルは逃げ出した。
空中庭園への渡り廊下を進む春姫の前に、命が現れる。
春姫は周囲への迷惑を考慮して、助けを拒絶する。
そこへイシュタルファミリアの眷族が多数現れ、命に攻撃を仕掛けた。
命はやむを得ず、廊下より落下しながら、救出失敗の合図を打ち上げる。
合図を確認したベルだが、諦めずに空中庭園を目指す。
命は落下中に鎖を引っかけて、再度空中庭園を目指した。
その頃、空中庭園では儀式の準備が整っていた。
春姫は鎖でつながれて身動きが取れない。
殺生石を装着した武器で、サミラが春姫の命を奪おうとしたその時。
壁を登ってきた命が姿を見せたのだ。
儀式は一時中断となり、サミラが命との一騎打ちを申し出た。
サミラは力の差を見せて命を圧倒する。
しかし覚悟を決めた命は、サミラに抱き着いて魔力を暴発させた。
大爆発を引き起こし、力を使い果たした命は、自ら渡り廊下から落下する。
命の想いを受け継いだベルは、春姫を目がけて突進する。
ベルに気付いたフリュネは儀式を完成させるべく、部下に指示を出す。
春姫に刃が届く直前、間一髪でベルが儀式用の武器を弾き飛ばす。
そして、剣の柄にあった殺生石は砕け散り、儀式は失敗に終わる。
10話へ続く
感想(印象に残ったシーン)
ついにベルが覚悟を決めます。
そして、それに呼応して命も覚悟を決めます。
ウォーゲームの時もそうですが、覚悟を決めて本気で挑む。
これは人数を超越して持ってる以上の力がでるんですね!
ベルが自分に問いかけて、1人の少女のために。
春姫のための英雄になろうと決心するところは、心震えます。
14:38 ベルを魅了できないイシュタルが、狼狽えるシーン

これまで強気で勢いのあったイシュタルが、急に狼狽えます。
見ていて、あぁここから終わりの始まりなんだな・・・と感じます。
ショックを受けた時のイシュタルの表情・・・
ここからイシュタルから見て歯車はどんどん狂っていきます。
まさにフラグがビビーンと立った感じですねっ!
16:17 春姫が、命の助けを泣きながら拒絶するシーン

春姫の複雑な心境を考えると切なくなります。
物静かな春姫が感情を爆発させて訴えるところにぐっと来ました。
21:00 命がサミラに魔力暴発を試みるシーン

今できる最大限のことをする・・・
命は冒険者として力量も優秀だと思いますが、頭もキレますね。
冷静の状況判断し、自分の犠牲になることも迷わずできちゃうんですから。
こういった気持ち、見習いたいですね。
いざというとき大事な人を守るために自分を犠牲にしてでも動ける人になりたい!
命がベルの名前を絶叫しながら落ちて行って・・・
これは命の想いというバトンをベルに託したんだな。と思います。
ベルが、仲間が、後はなんとかしてくれる。
そう思えたからこそ、捨て身の戦いができたのかもしれません。
殺生石は破壊されました。
しかし劣勢な状況には変わらないベル。
この後ベルは、イシュタルファミリアの力に飲み込まれてしまうのか。
それともベルの想いの強さが勝るのか。
そして、最大級の派閥であるフレイヤファミリアの動き・・・
春姫編がクライマックスを迎えようとしています。
ベルよ!ここが踏ん張りどころだぞ!

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